| ■diary * * * * * アミナの気まぐれ日記 |
ここはアミナHP作者(ワタクシ、タナカ アヤコと申します。)の語り小部屋といったところでしょうか。
アミナのこと、最近気になること・・・など、気の向くままお話したいと思います。 |
| ■2008/8/11 |
札幌も夏真っ盛り。毎日、暑いですね。とは言っても本州のように30度を越えることが少ないし、夜は気温が下がるので、暑くて寝苦しいと言うこともあまり無いので助かります。お盆も近くになり、お向かいの学校も夏休みのせいか、アミナの周りも静かです。
先週のお休みは、少し早かったのですが、お墓参りに追分まで行ってきました。札幌から近いのに、すごくのどかなところ。かと思えば、千歳空港に近いせいか、空の低いところに飛行機が行き交う不思議な町ですね。
今年もお天気に恵まれて、ジリジリと照りつける暑さでした。毎年、お墓参りにはタワシを持って行って墓石をゴシゴシ擦ってお掃除をして来るんです。水を掛けてゴシゴシしているそばから、どんどん石が乾いてくる程の暑さ。気が付けば、そんなに長い時間ではなかったのに、あっという間に腕が日焼けしていました。
お墓参りは、一年に一度しか行けないけど、私にとってはとても貴重な時間でもあります。街中を離れて、緑に囲まれるのもとても気分転換になるし、何よりご先祖さまをもっとも身近に感じる貴重な時間。私は実家は東京なので、夫のほうのご先祖さまへのお参りですが、それこそ東京で生まれ育った私が札幌に住むようになったのは、もしかしたらこちらのご先祖さまに呼ばれたのかもしれないな???・・・なんて思ったりします。
歳をとったせいでしょうか。若い時にはあまり考えもしなかったようなことを考えます。そう、自分は何のために生まれてきたのだろう・・・とか。いやそう言うことを若い時から思ってはいたのでしょうが、最近強烈に、そして痛烈に思うのです。やっぱり、生きてるからには人さまの役に立ちたい・・・いや、でも逆に傷つけてばかりではないか・・・そんな思いが過ぎります。そんなことを考え出すとキリが無いですね。
明日はアミナの夏休み。今度は藤野のお墓参りに行って、ご先祖さまにご挨拶してこようと思います。私の夏休みの宿題(!?)は、もしかしたら、一生掛けての宿題かもしれません。
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| ■2008/6/22 |
昨日は夏至でした。一年で一番昼間が長い日。最近ではお店が終わる頃も空が明るく、こんなに早くお店を閉めちゃっていいのかしら・・・と、錯覚に陥ることも。いつもは仕込みや掃除の時間ですが、お休みの日にまだ明るさの残る頃にビールを飲むのはまた格別です。
そんな先日の定休日、ちょっと考えさせられることがありました。いつものように業務用の食材を売っているお店に買出しに行きました。そろそろ、札幌も暑くなってきたので、サッパリしたデザートを作ろうかと思い、杏仁豆腐の素である杏仁霜を探したのですが、お店には在庫が無い様子。聞けば殆んど出ないので、注文があったら取り寄せるそうです。確かに以前そのお店に行ったときにも杏仁霜が無くて他のお店で買ったのを憶えています。
うん??でも、待てよ・・・食事をしに行くとデザートに“手作り杏仁豆腐”と言う文字を意外と良く見かけるのですが・・・。業務用食材を扱っているお店で、杏仁霜は殆んど出ないといっているのに、コレってどう言うことなんでしょうね。多分、もっとインスタント的なものが出ているのでしょう。それでも最後の工程だけでも手を掛けたら“手作り”と言っているのかもしれないし。
こんな話を思い出しました。昔日本ではブルーマウンテンと言う珈琲がとても持て囃され出荷量より、ブルーマウンテンの名で店頭に出ている量がはるかに多かったとか。
このあやふやな、でも解せない感じって今の日本の食の事情を象徴しているように思えてなりません。いや、食だけでなく社会全体にも言えることかもしれません。
杏仁豆腐に関しては、他のお店で杏仁霜を仕入れてちゃんと手作りしているお店もあるでしょう。でも、手作りとは名ばかりの物も出回っていると言うことも考えられます。よく冷凍食品などにも“手作り○○”と言うのを見かけますよね。手作りをすると、手間も掛かるしコストも掛かる。珈琲で言えば、他の珈琲に一粒でもブルーマウンテンが入っていれば、ブルーマウンテンブレンドと表示してまう・・・。出荷する側の工夫と言えばそれまでなのでしょうが、そんな工夫でもしなければならないこの社会。買う側も本物を買えるだけの財力があればいいけど、苦しい家計を切り詰めて・・・と、考えるとそのようなものに手を出すしかないのも止むを得ません。
結果として、私達はドンドン手間を掛けたものや本物と言うものから遠ざかって行くような気がしてなりません。不便なことを知っていての便利、手間を知っていてのインスタント、本物を知った上での本物風であればいいのでしょうが、その元を知らずに、便利、インスタント、本物風ばかりに取り囲まれてしまっては、人間は麻痺してしまうのでしょうね。そう考えると、私自身なかり麻痺している・・・と、ビールではなく発泡酒を飲みながらそう思う今日この頃です。
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■2008/6/1
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今日の札幌はお昼過ぎから雨模様。季節が戻ってしまったかのように空気が冷やりとして、もう6月なのにストーブが切れません。昨日はお向かいの小学校の運動会でした。先週は雨で中止だったので無事に開催できて、子供達は勿論のこと、お弁当を作るお母さん、お仕事を休んで来るお父さん、心強い応援のおじいちゃん、おばあちゃんもホッとたことでしょう。でも、とても寒かったのでみんな風邪などひいていなければいいな・・・。
只今5年半目のアミナ。そう、6年前の今頃はこのアミナの物件を探している頃でした。物件を見つけるにもかなりの苦戦を強いられて今日に至るのですが、日々お店を続けていく中でたくさんのことを学んできたように思います。時に、ここは私達にとって修行の場(!?)とさえ思うこともあります。
そんなアミナは不況の荒波にもまれながら何とか細々営業しているわけですが、私達の宝はやはり、人との出逢いであり、その繋がりです。もちろん、出逢いがあるからには別れもあります。時にその別れは辛く、やりきれない時もあります。
とても恵まれているのは、そんな私たちを支えてくれるお客さまがいること。普通で言う“お客さま”というより、とても近い存在なんだと思います。
お店をやっていると、様々な人の人生に係わることがあります。こんな私達でも時に相談を受けたり、逆に人生の先輩に相談に乗ってもらったり。一杯の珈琲を通して繋がっていく人との関係。例えば私達は親戚でも上司でもないのに、転勤や、引越し、そして結婚などの報告に来てくれたり、札幌を離れても帰省の際には顔を出してくれたり・・・。
忙しい日常の中で、アミナのことをちょこっとでも思い出してくれて、顔をみせてくれる・・・それは私達にとって何より嬉しいことです。
雑誌やTVで取り上げられるのも嬉しいことなのでしょうが、私達にとっては、人と出逢って繋がっていく・・・それが何よりの宝だとつくづく思います。そして、その宝を得るためには、時に痛みを伴うこともあるけれど、ひょっとしたらその痛みさえも私達を成長させる宝なのかもしれませんね・・・。
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| ■2008/4/29 |
世の中はGWの真っ只中ですね。桜も今年はもう風に舞っていて、札幌が異常に暖かいのだな・・・と、ちょっと不安にも思います。でも、そんな不安を吹き飛ばすように桜の舞う中、お向かいの小学校の新一年生が色とりどりのランドセルを背負って元気に歩いています。
4月は新年度のスタートの月。その4月も終わろうとしていますね。新しいスタートを切った皆さんは、どんな風にお過ごしでしょうか?訳も分からず新しい環境を突っ走って、少し疲れが出たりしている頃かな・・・。アミナでは年末年始や新年度と言っても、特に何が変わるということもないのですが、気が付けば自分の中で何かが変化しているような気がします。
今になって振り返ってみると、私が今ここでこうしているのは、すべてが自分の選択してきたことの結果なのだとつくづく思ったりします。その小さな変化とは、そのことを実感することが度々あるからなのです。いや、以前からそのことは思っていました。
分かってはいたけど、それを認めるのが嫌で、特にネガティブなことは、いつも周りの環境や人のせいにしてきました。でも、それでは何も変わらないと、何年もかけて分かりかけてきました。それはアタマでは分かっていても心から理解するのは意外と勇気のいることなんです。だって自分と向き合うことですから。それでも昨年末ぐらいからそのような思いがもの凄く強くなってきて意識するようになってきたのです。
良くも悪くも私の場合経験に縛られているのだと思うのです。例え良い経験でもそこにしがみついてしまうと保守的になってしまったり、冒険できなかったり・・・。悪い経験はさらに私をネガティブにしたり、目を曇らせてしまったり。あることが起こったときに、ハッとしたのです。まさに自分が経験にしがみつくと言うその罠にはまろうとしている瞬間を!最近そんなことが何度かありました。
もちろん、様々な経験は私達を成長させてくれしるし、意味があって起こっているのだと思います。でも時には、自分を振り返りニュートラルな状態になってみるのも良いのかな・・・。いつもの環境を少し離れて自分を見つめてみる・・・。GWはまさにちょうどいい季節ですね。 |
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| ■2008/3/28 |
ここ最近の暖かさで、アミナの前の雪もすっかり解けてほとんど無くなりました。今年は117年ぶりという暖かさ。例年より雪が解けるのが早いですね。日陰にちょこんと残る雪も道路の泥水がはねて、黒ずんでいます。いつも思うのですが、札幌の春への入り口はあまり美しくないんですね。しかし、この過程を越えてこそ春がやってくるのです。
そんな風景を見ていると何だか私達の日々の生活にも例えられているようです。春は何かと変化の起こる季節です。学校を卒業したり、年度を締めくくる時期でもあり、入学、入社、転勤など新しいスタートへの準備に忙しい時期かもしれませんね。ひとつ何かを終わらせるのは、時に痛みを伴ったり、喪失感を感じたり、淋しかったり・・・。
そう言う私もたくさんの出会いと別れを繰り返してきました。学校を卒業するときの淋しさ、でも新たに会社での出会いや様々な経験は、私を一回りも二周りも成長させてくれました。結婚をして家を出る淋しさや不安、だけど自分が結婚してみて初めて分かる親の存在の大きさや有難さ。そう、近くに居すぎると見えないことも、少し距離を置くととても良く見えたりするものですね。
その時の感情や環境をきちんと整理して次に行くことがひとつ階段を昇るということで、そこを越えて晴れて新しいスタートを切ることが出来るのでしょう。始まって終わって、終わって始まって・・・人生はその繰り返しなのかもしれません。
アミナでもこの春、常連さんが札幌を離れます。ふと天気予報を見ると、その常連さんの赴いた土地の天気を何故かチェックしている自分がいます。淋しいけれど新天地での活躍を祈るばかりです。そして、アミナの空の下で新しい出逢いがありますように・・・。
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| ■2008/2/24 |
冬の大イベント雪まつりも終わり、道路の雪も解けてきていたので、もうすぐ春と思っていたのも束の間、昨日はもの凄い雪が降りましたね。朝から止む事が無くずっと降りっぱなし。まるで冬に逆戻りしたかのようでしたが、やっぱり春は近づいているのですね。ちょっぴり気温が高いせいか雪が水分を含んで重くなってきました。
外は真っ白に逆戻りだけど、アミナでは今、子供達の笑顔で溢れています。そうです、17日から始まった藤井 将・則夫 写真・造形展「チルドレン」。その名の通り、アジアを中心とした世界の国の子供達の写真展です。政情が不安定だったり、決して豊ではない国の子供達。だけど、こうしてファインダーの向こうにいる子供達は、とてもキラキラしている瞳をしています。きっと写真を撮っている藤井さんの人柄もあるのでしょう。
国が豊だから良いとか、貧しいから悪いということは一概には言えませんね。写真に写る子供達は、子供と言えども、あるものは僧侶としての道を歩み、あるものは物を売る事を生業とし生きています。生活は大変だと思いますが、受験戦争や塾、ゲーム、パソコンなどデジタルで便利な世界とは無縁の世界にいます。
日本はきっと豊な国で食べるものにも困らないし、すぐ身近に戦争があるわけではありません。でも、こんな時代ですから、知らない人が急にカメラを向けてきたらきっと怪訝な顔をされてしまうかもしれません。だから、きっと海外の子供達の真っ直ぐな瞳にはっとさせられるのでしょうね。
いや、日本の子供だってキラキラとした瞳をしています。お向かいの小学校の校庭では、雪が降っていようが、子供達は元気に校庭を走り回っているのですから。
もしかしたら、そんな風に見てしまう、自分の心の中が窮屈になっているのかもしれません。どこの国の子供も、いや自分の心の中の子供も本当は、みんな元気でキラキラしているはずですもんね。
皆さんも是非、子供達に逢いに来て下さいね。そして、そんな写真の中の子供達の側には、藤井さんのお父さまの彫刻がまるでみんなを見守るかのように、存在感たっぷりにありますから・・・。
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| ■2008/1/31 |
この1月は真冬日が何年ぶりかに20日近く続いたそうで、本当に寒いですね。おまけに少なかった雪がドカッと降って北国の冬の厳しさを改めて実感しました。
さて、新しい年が始まって1ヶ月が経ちました。今年は干支がぐるっと一周回ってねずみ年。干支を数える時の一番がねずみですよね。数秘術的に言っても2008年は2プラス8で10。1プラス0で1。つまりスタートの年なんだそうです。みなさんはどんな新年を迎えましたか?
私としては、昨日が今日になっただけで、改めて新年という実感がないままのスタートだったのですが、ただ、今年はやらなきゃな・・・と言う思いもフツフツ沸きあがっているのも事実。毎年そうだけど、やろうやろうと思っていてもなかなか行動に移せないもどかしさがあります。何と言うか・・・日常に流されているのでしょう。でも先月の日記にも書いたように、昨年起こったことを振り返ってみると、楽しいこともあったけど、私の場合反省点も山積み。
お山の中にこもって、一人で生活をしていたらこんな悩みもないのかもしれませんが、このような人生を選んでいる自分。でも考えようによっては、この悩みのなかに私の人生がより豊になるヒントが隠されているのかもしれません。多分、私の思考の癖というか、観念が人生を難しいものにしているのかも・・・。
結局のところ、“自分と向き合う”この簡単なようでいて、厄介なことをしていくしかないのだと思います。色々起こる問題をひとつひとつ真剣に受け止め、誠実に対応していこうと思います。
今年初の日記が暗い内容になってしまいましたが、そんな私でも来週から開催される“サロン・デュ・ショコラ”のことを考えると、何だか妙にテンションが上がってきます。やっぱり、単純でお気楽だな・・・私って。いやいや、こんなお気楽装置が付いているから、きっとココまでやってこれたのでしょう。
先ずはスタートをちゃんと切ることが出来るように、自分の中の重荷を少しずつ減らしていこうと思います。
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| ■2007/12/29 |
早いもので、今年も残すところあと数日となりました。皆さんにとっては、どんな一年だったでしょうか。ニュース番組を見れば、心の痛む悲しい事件や、様々な業界における偽装問題、あきれてしまうような政治の問題、一部だけ好景気といわれる歪んだ経済状況・・・あげればキリがないくらい息苦しくなるような暗いニュースが多かったように思います。
そんな中でアミナとしては、今年の年頭に掲げたアミナで出逢った仲間と“音を通して楽しむ”という事が出来たことが大きな喜びであり、収穫でした。ある意味無茶と思える企画にも忙しい時間を割いて参加してくれた人、初めての挑戦だったにもかかわらず、頑張ってくれた人たちのお陰で楽しい時間を過ごすことが出来ました。
こんな世の中だからこそ、アミナという空間が楽しい空間になれば・・・と、思うのですが今年一年やってみて、反省点が出てきたのも事実。
私個人としても、このアミナを通して起きた出来事に、嬉しいこともたくさんありましたが、やはりその反省点になる部分として、自分の力量不足や器の小ささを痛感した年でもありました。時にこの日記にも書いていますが、人と接するのが苦手な私がこのような仕事をしているのですから、そんな問題にぶち当たっても当然なのです。
やっぱり、分かっているようで分かっていない自分。アミナという鏡が在るからこそ、気付けるのでしょう・・・。もしかしたら、この世の中で起こる痛ましい事件にはそんな心の不安が根底にあるのかもしれません。
いくつになっても、自分自身と向き合うのは勇気のいることですね。来年はそんな自分と向き合って、ひとつひとつ整理していこうと思います。
皆さんにとって、来る年が明るく素晴らしい年となりますように☆ |
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| ■2007/11/30 |
11月も今日で終り。と、言うことは今年もあと一ヶ月ということですね。時の流れる速さに焦りすら感じる今日この頃です。とは、言っても月日は流れアミナも5周年を迎えることが出来ました。これも支えてくださった皆さまのお陰で、感謝の気持ちでいっぱいです。
特に今年は音をテーマにアミナを楽しみたいと、ライブという要素が加わりました。出演してくれたever
greenさんやキッコリーズさんのお陰で楽しい時を過ごせたり、時にはウチワライブと称して店主や、いつもはカウンターで珈琲を飲んでいる常連さんがミュージシャンとなってステージに登場したり!アミナの5周年記念にはとっても楽しいライブを開催することが出来ました。
その5周年のライブで、図々しくも私もギターの弾き語りで人前に出ました。本来私は人前に出るのが苦手で、カラオケすらも緊張してしまうほどなんです。前回の夏のウチワライブの後ぐらいから練習を始めたのですが、勿論ギターを触るのも初めて。なるべく簡単なコードの曲を選んでもらって、練習を始めました。お店の仕込みが無い日や閉店後の晩ご飯を作るまでの時間を利用して、コツコツと。
長い時間練習出来るときもあれば2、3日練習できない日もあり、ようやくできるようになったと思ったら、出来なくなるのの早いこと!ギターだけでも精一杯なのに歌も歌うわけですから、もうイッパイイッパイです。いやいや日頃いかに頭を使っていないか思い知らされました。
私たちは一度、社会に出てしまうと、なかなか“挑戦”ということをしなくなりますね。いや日々の生活だけでも大変で、そんなゆとりも無いのかもしれません。今回は私の小さな小さな挑戦でしたが、いざ一歩踏み出してみると有難いことに、周りが協力してくれたりするものです。練習で遅くなりご飯のおかずが手抜きでも夫は文句も言わず我慢してくれたり、ライブでは豪華なメンバーが私の拙い演奏を支えてくれました。
ライブ本番では、私の頼りなげな姿にきっと見ている皆さんの方まで緊張したのでは?でも、終わってみれば温かい拍手を頂き、本当に嬉しかったです。小さな小さな挑戦でも得たものは大きかったですね。
今年も残すところあと1ヶ月です。皆さんの中に眠る“挑戦”は、実行されましたか?今年中に達成するも良し、来年の目標とするも良し。もし、何かのカタチでアミナが応援できたらとても嬉しく思います。
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| ■2007/10/22 |
アミナから見える藻岩山も色づいて、札幌の秋も深まってきました。いや、手稲山も初冠雪を記録して、冬がもうすぐそこまできているようです。朝晩もぐっと冷え込んで、一日の仕事を終えシャッターを閉めて外に出ると、どこからともなくストーブのちょっぴり懐かしいニオイがします。
先日のブログにも書いたように、実はミシンを買ったんです。子供の頃は母は洋裁が得意でよく洋服を作ってくれたものです。その影響か、私も学生の頃は良くミシンを使って洋裁をしました。一枚の布から、布を縫っていくとこで立体的な洋服が出来上がってくるのはとっても楽しいんですよね。
ただ、今の時代はミシンが無くてもなんとかなるし、時間も掛かる。ましてや洋服などは既製品の方が安かったりして、ミシンという選択肢に目をつぶっていたんです。お店をやってからも欲しいと思ったこともあったけど、暖簾やカバー類はすべてチクチク手縫いをしてました。それでなんとかなっていたんです。
今回は、皆さまのお陰で電子ピアノを購入することが出来て、是非カバーが欲しくて・・・。でも、厚地のキルティングなのでさすがに手縫いはキツイな・・・と、思い切って購入しました。
ミシンを踏みなが思ったのは、ちょっとした懐かしさと物を作る楽しさ。考えてみればこうした感覚をドンドン失っているのだと思いました。例えはヘンだけど、昔はメールなども無かったので、手紙を書いたものです。便箋を選んで、相手のことを思いながら文をしたため、ワクワクしながらポストに投函したものです。ミシンも生地を買って型紙をとって、縫わないと出来ってこないけど、昔はそうしてたんですね。当たり前のように生活の色々なことに手間を掛けていたあの頃。
今は便利になって、ドンドン手間も掛からなくなって来ました。働く主婦にとっては、有難いことなのですが、何か大事なものを失っているようです。しかも一つ一つはさほど大きなダメージを感じないので、気が付かないうちにドンドン。むしろ、便利になったことが進化、そして暮らしが豊になるというイメージすら与えていて、それが怖い気がします。
“手間”は不便や面倒というイメージなのでしょうか。確かに時間を節約できるのはいいことなのでしょうが、手間の中にあるクリエイティブさや心のゆとりみたいなものを失ってしまうのなら淋しい気がします。
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| ■2007/9/27 |
9月も中旬を過ぎても、観測至上一番遅い真夏日を記録したかと思ったら、旭岳で初冠雪が観測されたそうです。気が付けば日の暮れるのも早くなり、山の上から雪、そして紅葉と秋がどんどん深まっているようですね。
こんな秋の夜長はグラスを傾けて語り明かすにはいい季節。だけど、最近は若い人の飲酒率が下がっているようですね。そう言えば私の周りの若い人達もあんまりお酒を好んで飲まないようです。聞いた話によると、会社での飲み会も随分減ってきているようです。上司が部下を飲みに誘うと“デートです。”と、断られることも多々あるようで、時代が変わったんだな・・・と、つくづく思います。
確かに先輩や上司と飲みに行くお酒は時にお叱りを受け、時にクダを巻かれ苦いお酒となったこともしばしばあります。でも、お酒という潤滑油のお陰で、会社では教えてくれない先輩や上司の貴重な経験や考え方を聞くことが出来たり、お酒のお陰でちょっぴり素直になれて自分の悩みを聞いてもらったり、時に腹を割ったハナシが出来たのも事実です。
時には失恋してヤケ酒をあおったり、友達のヤケ酒に付き合ったり、それこそ仕事や恋愛について語り合ったりもしました。
特に理由が無くてもお酒を飲みに行くのは、コミュニケーションの手段として、とても楽しいものでした。今は、わざわざそんな場を作らなくてもメールなどで簡単にコミュニケーションが取れる時代。お酒は飲み過ぎれば身体にもいいことはありません。今の若い人たちはメールにも慣れていて、きちんとコミュニケーションも取れるのでしょうが、不慣れな私には結構コレが難しかったりします。だって、メールは便利だけど、元気が無くても“元気です”と、言えたりするのです。
私も昔は浴びるように飲んでいたお酒も今は、あんまり飲めなくなりました。今はメールが便利でついつい用を足してしまいますが、時には美味しいお酒をちょこっとグラスを傾けながら語り明かすのも悪くないかな・・・と、思う秋の夜長です。 |
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| ■2007/8/20 |
札幌の暑さも一段落。今年は札幌でも“猛暑”という言葉を良く聞きましたね。よく、札幌の暑さはお盆までと言われますが、その言葉通りここ数日は過ごしやすくなってきました。
さて、お盆休み中は民族大移動さながら各地で渋滞や混雑とのニュースが届いてきましたが、こちらも一段落でしょう。それぞれのふるさとに帰省したり、今は家族で海外旅行に行ったりと選択肢も多様化してきましたね。そうは言っても時代が変わっても欠かせないのが、お墓参りです。
身内のお墓参りは勿論ですが、この時期になると思い出す人がいます。それはSさん。アミナが開店して間もなくの頃、Sさんが病院の帰りに立ち寄ってくれたのが出逢いでした。その時すでに癌に侵されていたSさんは、ちっともそんなふうには見えない珈琲好きな優しいオジサンでした。何を語るわけでもなく、いつもニコニコして当時店を開店したばかりの私達はその笑顔に毎日会えることがとても支えになりました。時に孫のように可愛がっていた知人の子供の話をすると目じりが下がってしまうSさん。そんな素敵な人でしたから、ここだけのハナシ、女性にもモテたのは言うまでもありません(笑)
そうは言っても病魔が暴れ、Sさんは入退院を繰り返していました。それでも病院を抜け出して、こっそりとお店に珈琲を飲みに来てくれたり、私達も時に淹れたての珈琲をポットに詰めて病院にお見舞いに行きました。なのに逆にいつも笑顔のSさんに、元気をもらって帰ってきた気がします。そして、Sさんの優しい心使いでしょう。退院の折には都度、ケーキを20個頼まれました。そう、お世話になった病院の方々にとのことでした。
私にとってはこの20個のケーキは大役でした。ケーキ屋さんで買えば種類もたくさんあるし、見栄えだって良いのに私に頼んでくれる・・・その思いに応えるために一生懸命ケーキを作ったことがすごく自分自身の成長に繋がったのです。
この仕事をしていると、たくさんの人に支えられ、そして成長している自分がいるとつくづく思います。Sさんも私を育ててくれたひとり。一昨年の暮れの雪の降る日に静かに天に召されたSさんに、今年も感謝の気持ちも込めてお線香をあげてきました。
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| ■2007/7/31 |
毎日暑いですね。花火大会に大通りのビアガーデンと札幌の夏も本格的となって来ました。皆さんは夏バテなんかしていないですか?東京にいた頃は、かなり暑い中で生活していた筈なのに札幌に住んですっかり寒冷地仕様になってしまったようです。暑いと融けそうになります。
最近お店をやっていると、お客さまから“ここは禁煙ですか?”と、よく聞かれます。ここ数年で喫煙する人にとっては肩身の狭い世の中になってきたからでしょう。私はタバコは吸わないのですが、どこもここも禁止となると何だか息苦しく感じます。もちろん、タバコの害や側に居る時の煙にはいい気分はしませんし、健康のことを考えたら吸わないに越したことはないのに・・・と思います。
それでも、タバコを吸わない私が息苦しく感じるのは、お互いがちょっと相手のことを考えるゆとりがあれば、こんなことにならないのでは・・・と思うからなのです。確かにスパスパと周りを気にせずタバコを吸う人にはマナーがないな・・・と思います。それなら、お店で他の人が居るのに携帯電話で大声で話す人はどうなんでしょう。今はまるで当たり前のように電話をしたり、カメラ付きのもので写真をバチバチ撮ったり。本来なら携帯電話だって電磁波などを考えると体に悪いものなんです。メールだって携帯で打つと自分で書くより頭は使わないし、気が付けば漢字は読めるけど書けないということも。頭がドンドン退化してしまっているのでしょう。だけど、何故かそこは見てみないフリ。
今は子供も携帯電話を持つ時代。もし、マナーだ健康だと言うなら携帯電話だってない方がいい筈です。でも、一度、携帯電話を持ってしまうとその便利さは否めません。世の中はどんどん進化しているようですが、それを使いこなす私達が追いついていないのかもしれません。私も含めて、ちょっとだけでも心に本当の意味でのゆとりが持てたら、世の中もっと住みやすくなる気がします。
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| ■2007/6/9 |
早いものでもう6月。一度は雨で中止になったお向かいの小学校の運動会も晴天に恵まれ無事に終り、ここ最近は新緑が清々しく吹く風も心地よい季節。北海道の短い夏がいよいよ幕を開けましたね。
毎年この時期になると、季節は爽やかなのに、気分は落ち込んでいたあの頃を思いまします。そう、アミナの物件を探していたあの頃。不動産屋さんに行けば、すぐに見つかるだろうと思っていた物件もなかなか見つからず難航。仕舞いには物件が見つからないのは私がいけないのか?と思うほど、追い詰められたぐらいです。そんな、言うなれば産みの苦しみを味わって開店にこぎ付けたときは喜びもひとしお。そんな苦労をしてつくりあげた空間で仕事が出来て、シアワセだな・・・と常々思う日々です。
今年は特に年頭“音を楽しむ”と宣言しました。昨年末には大金叩いて(!?)PAシステムを購入。アミナでライブをしたいと言ってくれた“ever
green”さんのお二人との出逢いもあり、とっても盛り上がってきました。アミナは小さな空間ですが、大きなホールと違って真近で見て感じることが出来ます。やっぱりライブは良いですね。
店主もすっかり感化され、学生時代以来本格的にギターの練習をして“ever green”さんのライブにちょこっと参加させてもらったり・・・。すっかりやみつきになってしまった店主はなんと新しいギターを購入。まるで子供みたいに喜んでいる店主を見ていた常連さんまでギターを始めたり。またみんなが楽しめる場としてUCHIWA LIVEなるものまで企画、開催したりで何だか忙しくもあり・・・。最近はまるで学園祭のようです。
アミナは珈琲がメインのお店ですが、プラス音楽という要素が加わって空間そのもをもっと楽しめるようになってきたように思います。今どきの音楽はあんまり知らない私達ですが、音楽を奏でたり聞いたりする楽しみは共通ですね。この輪が楽しく広がったら良いなと思う今日この頃です。
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| ■2007/4/8 |
3月はアミナ日記をすっかりご無沙汰してしました。時はあっという間に流れてしまいます。何となく日常に流され気が付けば4月です。お向かいの小学校では新1年生がまだピカピカで大きなランドセルを背負っている微笑ましい姿が見られます。
会社では新入社員が緊張しながらも頑張っている頃でしょうか。みなさんはどんな新人さんだったのでしょうか?
私の場合?そりゃ、一生懸命でしたよ。入社してしばらくは、怖くて厳しい教育担当の先生にしごかれ、販売の現場に出てからは、自分の実力の無さに悔し涙が止まらなかったこともあります。考えてみれば、自分にとっての壁と感じるものがあって、そして乗り越える・・・この繰り返しこそが自分を成長させてきてくれたのかな・・・と思うのです。時には同期の仲間と愚痴ったり、励ましあったり、先輩に相談に乗ってもらったり。出来なかったことが出来るようになったり、目標を達成する喜び、そして何より販売の仕事はお客さまお役に立てた時の自分自身に返ってくる喜びは格別です。
私が恵まれていると思うのは、そんな経験が出来たコト。今は就職難と言われ、自分のやりたい仕事じゃなくても就職できただけでもマシ・・・といわれるような時代。好景気とは言われているけどあまりパッとしない経済状況や昔より複雑な人間関係。今の新人さんは私たちのときよりずっと大変なのかも知れないですね。
それでも、その時々を一生懸命やったことはきっと後で無駄になりません。お店をやってみてつくづく思います。ジャンルこそ違え、何かを一生懸命に追求することや、問題を解決すること、乗り越えていくことはとても共通することが多いのだと思うのです。その為に、安心して失敗の出来る世の中であって欲しい。出来るに越したことは無いけど、はじめから出来る人なんていないし、失敗が“負け”というのなら“勝つ”ために、いや“勝ち続けなければならない”ために無理が生じることもあると思うのです。
随分と頑張ってきたように思うけど、そう言う私もまだまだ未熟者です。社会人になりたての頃の瑞々しい気持ちを忘れずにいたいと思います。
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| ■2007/2/24 |
2月も残り一週間。本来なら今は雪に囲まれて寒さも厳しい頃なのでしょうが、昨日は朝から雪ではなく雨。アミナの前の雪の山もだいぶ融けました。今年はやはり温暖化の影響でしょうか。寒くはなるものの、日中は最高気温もプラスになるので一度雪が融け、夜にはまた凍る。そんな繰り返しで道もスケートリンクのようにツルツルになって、私も転ばぬようにペンギンのような(!?)カッコで歩いてます。
この頃はブログにも日記にも甘いもののコトばかり書いている私ですが、ちょうどヴァレンタインのイベントもあったので、日頃札幌では買うことの出来ないショコラにもお目にかかれ、1粒でなんと3〜400円もするショコラには、なんだかワクワクさせられました。
でも、気づいたこと・・・それは私が求めるものでは無かったように思うのです。もちろん、有名ショコラティエのショコラは、パッケージもステキでその名を名乗る以上は、良い原料を使ったり、腕の良いショコラティエが作っているのでしょう。それは例えるなら、時に結婚式やパーティーの時に着るドレスのようにウキウキしたり楽しかったりするようなもの。
じゃあ、それが私にとって最高のショコラかと言うとそうでもない気がするのです。だってよくよく考えてみれば、その有名ショコラティエが作っているわけではなく、日本で作られてるかもしれないし、そのステキすぎるパッケージも金額に含まれているのです。(そこを批判してるのは無いですよ・・・。)
私が贅沢だなと思うことは、世界の一流ブランドではなく作った人の顔や人柄が見えることなのかもしれません。例えて言うなら、定休日に行くラーメン屋さんのおばちゃんが一生懸命作ってくれる美味しいラーメン。時にはオーダーを間違えたり、麺が延びてることもあり。でも良いんです。食べてホッとするような味わいだから。美味しいものを作った人の顔が見られて、声が聞けて味わえるのが私にとってはとても嬉しく贅沢なことなんだと改めて思いました。
とは言っても来年またヴァレンタインに美味しそうなショコラが札幌に集まったら、きっと“マイチョコ”をウキウキしながら買いに行くでしょう。それも研究のうちですから!
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| ■2007/1/13 |
新しい年を迎え、お正月気分も抜けてアミナもすっかり日常を取り戻したようです。改めて振り返ると、昨年も無事に終えることが出来て、本当に皆さまに支えられているんだな・・・と、しみじみ思います。この場を借りて感謝します!
支えられたと言えば、昨年末は製菓学校から研修生がアミナに来た際に、たくさんの皆さまに貴重なご意見を頂くことが出来ました。彼女にとっても貴重な経験だったと思います。研修が終り気が付けば教えたり伝えようとしていた私の方が逆に気付かされたりしました。
と言うのも、ここ最近ケーキを作るのがより楽しくなった気がするのです。上手くいえないけど、キャッキャと楽しいのではなく、静かにふつふつと湧き上がる感じに近いでのです。今までもケーキを作っていて嫌だと思ったことは無く、仕込がいくつも重なって夜遅くに作り出しても、作り出すとそのどんどん変化していく様にどんどん夢中になってしまうぐらいですから。
そんなちょっとした心境の変化を感じたのは、きっと研修生の子を見ていたからでしょう。私もケーキを作り始めた頃はこんな感じだったなぁ・・・とか。いや、私の場合はもっと未熟でした。研修生の彼女の方が余程洗練されたケーキを作っていましたもん!
独学でレシピの本や色々なケーキの本を読みながら何度も何度も作り、時には失敗して泣きたい気持ちになり、でももっと美味しいケーキを作りたい、喜ばれるケーキを作りたいと今まで突っ走ってきた気がします。
だけど、気付けば細々と頼りない道だけどしっかり自分の歩いてきた道が確かにそこにあったんだと、今になってようやく振り返ることが出来たのかもしれません。
とは言ってもまだまだ勉強中。お客さまからテイクアウトのオーダーが入るとついつい近所の有名店のケーキを紹介してしまう弱気な私・・・。それでも私の作ったケーキを食べてくれる人がいるのです。いったい何故だろう・・・そんなことを考えている時にふと思ったことがあるんです。きっと私が作るケーキは有名店のようにキラキラしたケーキではないのかもしれない、例えるなら普段着のようなケーキなのかな・・・と。素朴だけど、食べてホッとするようなもの。漠然とだけど、今まで来た道のほんの少し先が見えた気がするのです。
そんなことを思いながら、ウチの火花が散る(!?)ハンドミキサーを見てはクスッと笑いながら作るケーキ。なんとも楽しい限りです。
今年も店主の淹れる美味しい珈琲の良きお供になれるよう、ケーキ作りも私自身も頑張ります!
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| ■2006/12/2 |
今年も残すところ、あと一ヶ月。師走の声を聞いた途端に雪が降り始め、アミナの窓辺から見える景色もすっかり白くなりました。今年は暖冬で雪が遅かったせいか、なんとなく雪に対して準備が出来ていないような自分がいます。
最近、こんなニュースを耳にしました。なんと国会議員のマナーがなっていないとのニュース。新聞を読んだり、携帯電話を使用する人、そして出席状況も悪いらしいのです。私たちを代表してあの場にいるはずの人たちなのに・・・。
思えば、マナーの悪さはここアミナでも時折見られます。他にお客さまがいるのに、ケイタイ電話で大きな声でしゃべる人、グループでギャーギャー騒ぐ人、むやみにケイタイやデジカメで写真を撮る人。もちろん、悪気が無くやっている人もいるのでしょう。議員さんたちが好き勝手なことをやっていては、子供たちだって学校で黙って授業を受けるのがばかばかしく思えるかもしれません。ステキなタレントさんや俳優さんがケイタイを片手にお店の中や街中でしゃべるCMを見たら、みんなそれが当たり前だと思って真似をするでしょう。
マナーというと堅苦しいように聞こえるかもしれませんが、ひとりひとりがこのマナーを守ってくれれば、とても心地の良い空間が生まれるのです。現に私たちはお店をやっていて、色々なお客さまが来るので、あまりうるさくあれはダメ、これはダメと言いたくないのです。でも、アミナを支えてくれる常連さんは私たちが言わずとも、例えばケイタイがかかってくれば外で話してくれるのです。些細なことかもしれませんが、そんなことがアミナの空間をより心地のいいものにしてくれています。
カウンターの向こうに見える世界がちょっとでも心地よくなったら、そんな空間が少しずつでも増えたら世の中もっと住みやすくなるのでは・・・。そのために私は何が出来るだろう・・・そう思う今日この頃です。
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| ■2006/10/21 |
秋も深まり藻岩山や円山あたりの木の葉も色づいてきました。道内の各地からは冬の便りも聞こえてきて、これから長い冬がやってくるのだな・・・とちょっぴり淋しい気持ちになります。急に温度が下がりはじめました。雪虫の目撃情報の声も聞こえるようになり、札幌にひらひらと雪が舞うのももうすぐですね。
先日の定休日は東京から来た友達と紅葉を見に支笏湖に行ってきました。東京から友達が訪ねてくるのは夏が多いので、夏の支笏湖は何度か行ったことがあるのですが、秋は私たちも初めて。みんなの日頃の行いが良かったのか、お天気にも恵まれ最高のドライブ日和でした。まだ少し早かったようですが赤や黄色の葉が、青い澄んだ空に映えていました。
定休日と言えばいつも、ちょっぴり遅めに起きて仕込みや買出しで一日が終わってしまうのでこんな風に過ごすのは久しぶりです。
今回は足こぎのスワンから昇格して(!?)水中が見える遊覧船に乗りました。船底の窓から水中が見えるのです。海とはまた違うなんとも言えぬブルーの空間に魚の群れがキラキラと光ながら通り過ぎ、湖底には穏やかな模様が描かれ、また場所によっては溶岩が固まったと言う荒々しい岩場と様々な表情が見え、正に神秘的な世界でした。
支笏湖の一周は約42キロ。山手線の一周とほぼ同じなのだそうです。山手線と・・・その言葉がとても私には心に残りました。何故なら私の実家はその山手線の内側に在り、そこで暮らしていたからです。遊覧船の上から眺めるこの支笏湖ほどの広さの中に、地上には上へ上へと競うようにビルが立ち並び、たくさんの人と車、電車が行きかう。それでも足りなくて地下にも幾重にも電車が通っているいのです。この支笏湖ほどのところに・・・。
何かとても、言いようのない不思議な気持ちになりました。これほどのところによくもあんなに色々と詰め込んだものだと言う思いもありますが、それ以上に北海道は大きいんだなぁとつくづく思いもしました。
2001年の2月に引っ越してきたので、来年で6年めの札幌での生活。まだまだ、知らないことばかり。時には自然に触れたくさんの北海道を知りたいなぁ・・・そんな気持ちになった支笏湖の旅でした。
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| ■2006/8/28 |
お盆を過ぎ夏の甲子園も終り、あんなに暑かった札幌の街もすっかり秋の風が吹いてきました。季節はゆっくりとでも確実に変わっていくのですね。
7月からのお天気の好転にもあり、この夏もよくお客さまから自家栽培のお野菜を頂きました。農薬を使わず大切に心を込めて作られた野菜はちょっぴり青くさく、でもそれが子供の頃、知り合いの畑で取れたての野菜を食べたときのあの味を思い出します。最近であればこのような野菜は貴重品・高級品ですね。
実は私たちは結婚した頃、お肌に関する仕事をしていてアトピー性皮膚炎の人が多いことから追求していくうちにマクロビオティックに行き着きました。つまり玄米菜食です。実生活でもしばらくの間、玄米を土鍋で炊き根菜を中心とした菜食。もちろん、野菜は無農薬や有機栽培のものを優先して使っていました。(今はしていませんけどね・・・。)お客さまから頂いた野菜もそうですが旬の野菜は、野菜自体がものすごく語りかけてくるようなんです。みずみずしくて、はちきれんばかりの弾力。大地のエネルギーがギュッと詰まったような味わい。そういうものを感謝しながら頂くとホントに体も元気になるのが分かります。
ただ、良いのは分かっていてもやり続けるのはとても大変なんです。このことではたくさんのことを学びました。食事のことだけでなく色々。例えば今でこそ雑誌でも特集が組まれたり本もたくさん出ているけど当時は、玄米菜食というと周りから変な目で見られたものです。時には眉をしかめられたり・・・。きっとヘンな宗教かなんかだと思われていたのでしょうね。今となっては逆にその眉をひそめた人からも玄米を勧められたりして・・・。
また無農薬の野菜が良いのは分かっていても、手間ひまをかければ野菜も高くなる。曲がった野菜や虫が食った野菜はいやだと言う消費者。農業に携わる人たちにも様々な問題があってそう簡単に無農薬とは言えないのも実情でしょう。
“自然食”と言う言葉が巷に溢れる現代。私は思うんですけど、この言葉こそ“不自然”ですよね。だって、普段の食事が不自然だから“自然食”と言う言葉が生まれるんですもんね。食を通して色々考えさせられます。
では、何故今玄米菜食にこだわらないのか・・・それはまたの機会に・・・。
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| ■2006/7/22 |
6月は日照時間も少なくハッキリしないお天気でしたが7月に入ってちょっと夏らしくなってきました。札幌の夏の風物詩の花火も昨日で2回目が開催され、束の間アミナ閉店後の掃除と仕込みの手を止めて見物。今年もビルとビルの合間から1/4程の花火を楽しみました。
北海道の夏と言えばラベンダー。今年は東京から来た友達を連れて、定休日に富良野に行ってきました。黒い雲に覆われた悪天候にも関わらずたくさんの人が訪れていました。みなさん手にはカメラ、もしくはケイタイのカメラを握り締めここぞとばかりに瞬間を捉えていました。
そう、便利になったもんです。昔はフィルムは無駄に出来無かったけど、今のデジカメは失敗したら削除すれば済むハナシです。
お手軽で気軽になったカメラはアミナの店内でもよく見かけます。ここ1〜2年ですっかり普及したブログのせいもあってか、ケイタイ・デジカメなどでパチッと写しては自分のブログに更新するわけです。そう言う私も富良野のラベンダー畑でパチッとやってブログに更新しましたが・・・。
最近こんなことがありました。実は雑誌の取材を受けたのですが、取材の人に何故アミナが選ばれたのかを聞いてみました。すると、答えはこうでした。何でも食べ歩きをしている人のブログが増え、取材する側もそのようなページを参考にしているのだと。へぇーっ、時代は変わったもんです。でもね、考えてみればちょっとこわいですよね。だって、アミナはたまたま良いことを書いてもらっていたけど、顔が見えない匿名ですから批評・批判も書かれることもあるかもしれないのです。今回はウレシイ反面、気の引き締まる思いがしました。
とは言っても、雑誌で取り上げられるのはウレシイです。アミナを紹介してくれたブロガーの皆さん、ありがとうございます! |
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| ■2006/5/30 |
このところハッキリしないお天気が続いていますね。残念ながらこの間の日曜日は雨のためお向かいの小学校の運動会は中止。出番を待っていた子供たち、観戦を楽しみにしていたおじいちゃん、おばあちゃん、ビデオ班のお父さん、お弁当の仕込をしていたお母さん・・・本当に残念でしたね。
実は運動音痴な私は、むしろ運動会当日は雨が降らないかと願ったものです。でも、最近はそんな運動会も様変わりしているようですね。お向かいの小学校はどうか分かりませんが、駆けっこの順位を付けないとか、騎馬戦などの危険を伴う団体競技をしないとか・・・。順番を付けないのはなんでも子供を平等にとか負けた子が可哀想だから・・・などの理由があるそうです。
今の世の中では、勝つことしか認められないんでしょうか。私は何の自慢にもならないけど徒競走で3番以上とったことがありません。どちらかというとビリの常連。もちろん、家族や大勢の前でビリになっていい気はしません。子供心に傷つきます。でも、幼いながらにも考えるんです。自分は運動が苦手だから何か他の事を頑張らなきゃって。
勝てたらいいけど、負けを認めることも大事なんじゃないかな・・・と、最近思います。もちろん、負けてばかりはいられないけど、負けを認めたからこそ始まることもいっぱいあるのだと思うのです。
近頃、ニュースでは勝ち組と称された人の不祥事などのニュースが続きました。負けられない、勝ち続けなければならないというのは、何か歪みを生み出し虚しいことかもしれませんね。
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| ■2006/5/15 |
待ちに待った桜も咲いて、今日は風に桜の花びらが舞っています。春ですね。お向かいの小学校では今月末の運動会に向けて練習が始まりました。
爽やかないいお天気とは裏腹に、私自身はちょっとお疲れモードです。身の回りの変化などで疲れが溜まっているのでしょうか・・・・。集中力が途切れがちで何をやっても上手くいかない悪循環。その上、やることはちっとも片付かず気も休まらない状態。
そんな状況ですから、先日はケーキを作っていて久々の大失敗。いや、こんな失敗は初めてというくらいの悲惨な状況でした。いつも作ってるシフォンケーキなのに、材料を入れる順番を間違えたり、混ぜるタイミングを間違えたり・・・結果としてはすべての材料を混ぜたのですからいいような気もするのですが、そうはいかないんですね。
例えば、メレンゲを泡立てる時に入れる砂糖を、違うボールに入れてしまい卵白だけで泡立てをしました。もちろん泡立ちはしますが、ポソポソとしてしまって、いつもと違うんです。卵白に対してお砂糖は重要な役割を持っていて、タイミングよく加える事でしっかり泡立ちその泡も安定してつややかに仕上がるのです。そうした泡は生地に混ぜても泡がつぶれないのでふんわりしたシフォンになるのです。
やはり、やり方を間違えたメレンゲは、オーブンに入れてもちっとも膨らまず失敗。ケーキだけではありません。やはり物事には順番やタイミングって大事なんだな・・・と、つくづく思います。そのためには、やはり自分の精神状態を安定させることが大事なんでしょうね。
よく、“気を付けて”と、言いますが、自分の気が散漫してると怪我をしたり、失敗したり。まさに精神状態を安定させて気をきちんと循環させるというのは大事なんだ・・・と、思う今日この頃です。
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| ■2006/4/23 |
4月も中旬を迎え札幌もようやく春めいてきました。お向かいの小学校では大きな新品のランドセルを背負った子供たちのなんとも微笑ましい姿が見られます。
思えば私が子供の頃と今は時代が大きく変わったんだなぁ・・・とつくづく思います。ものすごい勢いで普及した携帯電話やパソコンは私が小さい頃ならまるでドラえもんのポケットから出てくる未来の道具のようなもの。(←こんなことを言ったら年がバレますね。)便利になったしその恩恵も受けてはいますが、一方でなんとなく居心地の悪いソワソワした感も否めません。
こんなハナシを聞きました。今の小さい子はパソコンでお絵かきをするので、色についての想像力が無いそうです。例えば、パソコンで緑を色付けしたいときはパレットから緑を選ぶ。選択した範囲に色がパッと付くのです。絵の具のように黄色と青を混ぜると緑になるということを知らない子供が多いのだそうです。
今や小学生も携帯電話を持つ時代。今流に言えば携帯ではなくケータイ。その機能としての電子マネーの普及で硬貨の流通量も減ってきているそうです。そのうちもっと普及すれば、子供のお小遣いもケータイの電子マネーなんて時代が来るんでしょうかね・・・。お金のありがたさがどんどん薄れそうで恐いです。便利な分、実感のない生活。だからきっとお魚が切り身で泳いでいると思ってる子供が増えているんでしょうね。
実はこんなことも思います。例えばイチゴのムースを作ったとき。生のイチゴを使って作るムースはとても優しい味わいなんです。でも、あれ??イチゴってもっと甘くて酸っぱくなかったかな・・・と、作っていて錯覚に陥るわけです。つまり時代に流されまいと思っている私自身が香料や添加物によって作られた“イチゴらしい味”に惑わされてしまうのです。だから、ソワソワして居心地が悪いのかもしれません。
10年後、20年後、どんどん便利になって傲慢になっていくだろう人間はどうなってしまうんでしょうね。私にはどうも進化しているより、実は人間として持ってる能力はどんどん退化しているように思えてなりません。 |
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| ■2006/4/2 |
気が付けば4月。新年度を迎え新しい環境でのスタートを切る人も多いのでは?アミナでは昨日が今日になっただけで、いたってのんびり時間が流れています。先程から雪混じりの雨が降り出して、アミナの窓から見える景色は冬に逆戻りしてしまったようです・・・。
最近、この日記を書きかけては途中で終わることが多い今日この頃です。TVを見ていても明るいニュースより暗いニュースにため息ばかりついてしまうし・・・・。なんというんでしょうか・・・大きなリズムみたいなものが落ち込んでるんでしょうか。歯の治療は痛いし、風邪はひくし・・・おまけに人生二度目の点滴ですから!(お陰さまですっかり風邪はよくなりました。)
たぶん、これは私が乗り越えなくっちゃいけない問題なのですが、最近いろんな人と接したり様々な状況でイライラしたり、ネガティブなことを考えてしまいがちなんです・・・。ホントは相手やその状況では無く、そんな自分の心の狭さや器量の無さが嫌なんですよね。
実は人と接したりするのが苦手・・・なのに振り返ってみると、常に人と接する仕事をしてきました。そんなに嫌ならデスクワークとか工場での作業とか、とにかく人と接しなくていい仕事はいくらでもあったはずなんです。でも、結果としてやはり人と接する仕事をしている私。きっと心の底ではとても飢えているのでしょうね。
考えてみれば今までも何度となくそんなやるせない思いに悩まされてきたように思います。いくつになっても、何度越えても付きまとうものなのでしょうか・・・。それとも勝手に越えたと思っているだけかもしれません。きっとこれが私の人生におけるひとつの課題であり修業なんですね。
そうこう言っていても始まりません。こうしてお店が出来るだけ幸せなのですから、この状況に感謝しつつ、向き合いますか・・・自分と。 |
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| ■2006/3/12 |
暖かくなったり、急に雪が降ったり・・・そんなことを繰り返して季節は一歩一歩春へと向かっているようです。一時は壁のようになっていた雪の山も日に日に解けてだいぶ小さくなりましたね。
今年の冬を振り返ってみると、大雪による被害のニュースも随分ありました。皆さんの所はどうだったでしょうか?アミナは大丈夫・・・と言いたいところですが、もうすぐ雪が解ける前のグチャグチャになってしまった中道で車が埋まってしまいました。あと、ちょっとでお店の車庫だったのですがいくらエンジンをふかしてみてもウンともスンとも言わない・・・。夜だしエンジンをふかす音がうるさかったのか気がつけば、ご近所の人たちがスコップや毛布を持って救済にきてくれました。
お陰さまで車は無事車庫に戻ることが出来ました。あれが主人と私の二人だったら・・・と思うと・・・。何せ私も焦っていたので、3年ぶりに運転席に座ったら動揺してしまってどれがブレーキでアクセルだか混乱してしまったほどです・・・。
自分さえ良ければ・・・という今の時代はご近所付き合いも無く、どちらかというと煩わしい時代。お隣にだれが住んでるかも分からないこともよくあるそうです。そんな人間関係の希薄さが色々な事件を巻き起こしたりもしている世の中、私たちは幸せだな・・・と思いました。
この地のお店を開いて3年が過ぎ、お店のすぐそばに引越しをして2年。お店の近くというのが第一条件で探したから築もうすぐ40年になる家。それこそ地震どころかちょっと強い風が吹いただけで揺れる家。でもこんな人たちが住んでる町に住めたなら何ものにも代えがたいのかもしれませんね。 |
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| ■2006/2/3 |
今日は立春。暦の上では春を迎えるのに今日の札幌はものすごい雪と風、そして厳しい寒さとなりました。この天気を見ていると本当に春は来るんだろうか??とさえ思えてきます。
5年前の今日は札幌に引っ越してくる前日で、ちょうど東京で最後の夜を過ごして居ました。そう、札幌に引っ越して来たときも真っ白な街とこの雪と寒さにビックリしたものです。
あれから5年・・・。先日お店を臨時休業して東京の実家に行ってきました。札幌に引っ越して来てからというものお店を始めたこともあって、なかなか実家が遠い存在になっていました。
飛行機に乗ってしまえばすぐなのに・・・。実を言えば何の自慢にもならないけど、私は本当に親不孝な娘なんです。実家に居た頃は親に心配ばかり掛けたし、喧嘩もよくしました。なので、こんな私でも離れていると電話の向こうで優しくしてくれる親に申し訳ない・・・という気持ちでいっぱいでした。そう考えると東京に行ったとき私はどれだけのことを親にしてあげられるのだろうか・・・という思いが、まるで親不孝の悪循環のようになって心の隅に引っ掛かっていました。
羽田に降り立つと気温が暖かいのと人が多いのにビックリしてしまいました。東京が変わったのか、それとも私が変わったのか・・・。そんなことを考えながら実家の玄関をくぐると、ちょっぴり年はとったもののいつもと変わらない家族が迎えてくれました。まるで、2・3日前にもあったかのように・・・。やっぱり、何の親孝行も出来なかったけど、私の心の隅に引っ掛かった親不孝の悪循環の輪がスーッと解けていくようでした。ホントは5年ぶりだし、あれやこれや聞きたいことも一杯あるだろうに、ただひたすら温かく迎えてくれたのです。親というのは私が考えている以上に大きくて温かい存在なんだな・・・。
東京に滞在したのは短い時間でしたが、とても大きな温かいお土産をもらった気分です。 |
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| ■2006/1/20 |
新しい年を迎えて、早二十日が経ちました。今年は全国的に寒冬で札幌も例年になく寒いですね。皆さんはこの寒さで、風邪など引いてませんか?
月日の経つのは本当に早いものですが、私たちも札幌に来て丸5年。そして6年目を迎えようとしています。そう、21世紀の幕開けと共に東京から札幌にやってきました。ちょうど5年前の今頃は札幌に行く準備をしていたころです。
主人の実家は札幌なので、いつ札幌に帰ってきても良かったのですが、この時は大きな流れに流されたように決まったのです。変な言い方ですが特に大きな理由も無く・・・。生まれも育ちも東京の私は、もっと一大決心をして・・・と、思ったら心の中でふっと力が抜けたように札幌に根を下ろそうと思ったのです。あっ、時期が来たな・・・って。
人生って不思議なものですね。ものすごく頑張っているのに結果の出ない時期があったり、そうかと思うとあれよあれよという間に事が進んでいったり。結果の出ないときはヤケにったり、投げ出したくなったり。でも、そんな時に悩んだり、考えたりしたことが決して無駄ではなかったと今にして思います。きっとそんな時間が大事だったりするのでしょうね。
長い年月を掛けて、自分たちの根を下ろす場所を探して、想いをカタチにして今があります。不器用な私たちだから時間もたくさんかかりました。
そう、寄り道です。思えば子供の頃は、よく寄り道をして帰ったものです。近道のつもりがよそのお宅のお庭を通って怒られたり、遠回りして帰った道でかわいい犬やネコと友達になったり・・・。まさに寄り道は発見の宝庫でした。そう考えると今の子供たちは寄り道も出来ずに可愛そうですね・・・。
あのまま東京に居たら、お店なんかやらなかっただろうし、そう思うとここ札幌でアミナという空間を持てたことは、本当に幸せだと思う今日この頃。この空間で皆さんがちょっとでも、何か考えたり、はたまた何も考えずにボーっとしたり・・・ちょっとした寄り道が出来たらな・・・。そんなふうに考える今日この頃です。 |